明治大学校友会横須賀地域支部

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レクリエーション活動報告「大石 朗と歩く初夏の浦賀散策 〜浦賀ドック内特別見学〜」260516

レクリエーション活動報告「大石 朗と歩く初夏の浦賀散策 〜浦賀ドック内特別見学〜」260516

明治大学校友会横須賀地域支部 令和8年度レクリエーション活動報告

「大石 朗と歩く初夏の浦賀散策 〜浦賀ドック内特別見学〜」

実施日:2026年5月16日(土) 天候:快晴

去る2026年5月16日、初夏の眩しい青空のもと、我が横須賀地域支部の恒例レクリエーション活動が開催されました。今回の舞台は、日本の近代化の要衝「浦賀」。ガイドを務めてくださったのは、横須賀ガイド協会員として大活躍されている名物校友の大石朗さんです。

大石さんのガイドは、豊富な歴史知識にノンストップの「オヤジギャグ」が混ざるのが特徴。どれが真実(ホント)でどれがギャグ(ボケ)なのか、参加した校友一同が「今のホントですか!?」「それただのギャグでしょ!」といちいち歴史考証とツッコミを入れまくる、笑いに溢れた知的探訪の様子をダイジェストでお届けします!


1. 前半:終着駅の謎から世界遺産級のレンガドックへ

午前10時、京急本線の終着駅「浦賀駅」に校友が集結。賑やかにスタートしました🎵

大石さんによる駅の歴史考証によると、浦賀駅の列車接近メロディは、映画第1作目でゴジラが初上陸した「たたら浜」が近いことから「ゴジラのテーマ」とのこと。戦時中は久里浜方面への延伸計画もありましたが、浦賀経由ではトンネル掘削に時間がかかるため堀ノ内駅から分岐するルート(現・久里浜線)が急造され、本線側が終着駅として取り残されたという哀愁漂う歴史が明かされました。

【ビジュアル:赤い京急電車が滑り込む、どこか懐かしい佇まいの浦賀駅ホーム】

続いて、日本初の洋式軍艦「鳳凰丸」が造られた長川(河口跡)や、海軍水兵の教育機関だった「屯営跡の碑」へ。「当時の海軍内では『屯営は、生きた士官の捨てどころ』と囁かれていた」というブラックな裏話や、幕末の英雄・中島三郎助の直筆が刻まれた「大衆帰本塚」を巡り、一同は通常立ち入れない「浦賀ドック」の特別内部見学へ向かいました。

目の前に現れたのは、巨大なV字型の赤レンガ造りドライドック。明治32(1899)年の建造から閉鎖まで1,000隻以上を送り出した、日本に唯一現存する世界遺産級の近代化遺産です。大石さんが「レンガが斜めに傾いているのは、私の親戚の手が滑ったから!」とボケると、「んなわけない!強度を保つ精緻なイギリス積みでしょ!」と容赦ないツッコミが飛びました。

隣接する、ドックの掘削土でできた人工地に立つ「浦賀コミュニティセンター分館(郷土資料館)」を見学後、西浦賀のシンボル「西叶神社」へ。総檜造りの社殿には名工・後藤利兵衛義光による見事な彫刻が施されており、蔵の白い漆喰壁には名左官・石川善吉による「司馬温公の鏝絵(こてえ)」が立体的に描かれていました。「温公は友達を救うために高価な水瓶を割った。私も若い頃、女性のハートの瓶を割ろうとして警察を呼ばれそうに……」「それはただの不審者です!」と境内は大爆笑に包まれました。


2. 後半:ペリーの遺産と海の公道、そしてお寺に眠る歴史

続いて、歴代奉行が必ず参拝した「東福寺」で酒井抱一の絵馬や見事な鏝絵を鑑賞。その後、旧廻船問屋の面影を伝える「萬屋清佐衛門邸(宮井家)」へ。ここでは、ペリー来航時に親切に水や食糧を提供したお礼として、ペリー提督から萬屋に贈られた家宝「鉄製のシチュー鍋」のロマン溢れるエピソードが紹介されました。

そして散策のハイライト、東西の町を結ぶ「浦賀の渡し」へ乗船! 朱色のレトロな渡船「愛宕丸」が走るこのわずか218メートルの海上ルートは、なんと「横須賀市道2073号」という全国的にも珍しい「海の上の公道」です。潮風を感じる3分間のミニクルーズに校友は大はしゃぎ。

 

対岸に渡ると、吉田松陰や木戸孝允ら志士たちが激論を交わした「徳田屋跡」を経て、東のシンボル「東叶神社」へ。東西の神社で一対の阿吽を成すという珍しい狛犬や、勝海舟が咸臨丸での渡米前に断食修行をした井戸を巡りました。

さらに、ちょうど散策日(5月16日)が命日にあたる中島三郎助親子が眠る「東林寺」、飾り瓦が美しい「東耀稲荷神社」を参拝。続く「顕正寺」では、直木賞作家・山口瞳さんや咸臨丸の岡田井蔵の墓碑を見学し、大石さんから日蓮宗独特の書体「髭題目(ひげだいもく)」の判別法を伝授されました。

最後に、日本三大仇討ちで有名な曽我兄弟の兄・曽我十郎の血脈を現代まで受け継ぐご子孫が住職を務める「乗誓寺」を訪れ、ドックの冷却水に再利用されたという赤煉瓦製の「水のトンネル(導水坑の出口)」を経て、一同は待望の大反省会会場へ!


3. 大反省会:手しごと料理と“明治”の固い絆

本日の終着点は、逸見に移動し、THE・横須賀のだいご味でもある米軍第7艦隊のドッグを見渡すことができる古民家カフェ「手しごとcafe」へ。(反省だけしに来た方も集まり!(笑))冷え切った生ビールで「カンパーイ!」とジョッキを掲げれば、歩き疲れた身体に心地よい刺激が走ります。

宴席は大いに盛り上がりました。

 

「大石さんのギャグの一部聞き流しだけど、歴史の話は本当に濃くて楽しかった!」と、年齢の垣根を越えて“明治”の絆で結ばれた仲間ならではの温かい笑い声が絶えません。

歴史を深く学び、大いにボケてツッコミ、そして美味い酒で絆を深めた、横須賀地域支部らしい最高のレクリエーション。開国のエネルギーをたっぷりと吸収した校友たちは、これからもそれぞれの場所で“個を強く”し、未来へ向かって力強く歩んでいきます!

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